夏休みなどの長期休みが終わると、子どもが元気に登校できるか、学校生活に適応できるかを心配するご家庭が多いのではないでしょうか。
特に、9月1日は子どもの自殺件数が最も多い日とされており、夏休み明けに不登校に陥るケースも少なくありません。
お子様が辛そうにしている時の対応
お子様が辛そうにしているときは、無理に登校させる必要はありません。
まずはゆっくりと休ませてあげましょう。
問い詰めたりせず、お子様が抱える不安やストレスに耳を傾けることが大切です。
不登校を過剰に意識せず、自然体でいつも通りの声掛けを心がけてください。
お子様の気持ちを最優先に
お子様の気持ちを最優先にし、全面的に受け止めることが大切です。
また、時間的な余裕を作り、お子様が話しやすく、安心して過ごせる環境づくりを心掛けましょう。
不登校の子どもは自己肯定感が低くなりがちです。
小さな成功体験を積ませて、自己肯定感を高めるサポートをしてあげてください。
心の病気の可能性
不登校の理由のひとつに、心の病気が隠れている可能性もあります。
お子様の様子で気になることがあれば、一度児童精神科などの受診を検討することも大切です。
保護者自身のストレスケア
子どもの不登校が続くと、保護者もストレスを抱えがちです。
保護者のストレスケアは、そのまま子どものストレスケアにつながります。
気分転換を図り、無理なく肩の力を抜いて過ごすことが大切です。
また、保護者だけで抱え込まず、第三者に頼り、相談することも重要です。
訪問看護のご利用について
不登校で悩んでいる子どもの支援に、訪問看護をご利用いただけます。
訪問看護の利用には医師の指示書が必要です。
ご不明点や詳細な質問がございましたら、当ステーションまでお気軽にご相談ください。
以下は「文部科学省から夏休み後の学校がはじまって、不安や悩みがある皆さんへ」のリンクです。ご参照ください。