ハピネス訪問看護ステーションは、地域の就労移行支援事業所との連携を強化しています。精神科に特化した訪問看護ステーションと就労移行支援事業所の連携は、精神障害を持つご利用者の「地域生活の安定」と「社会参加の実現」を効果的にサポートすることにつながります。以下に具体的な理由を挙げます。
1. ご利用者の包括的な支援
精神障害を持つ利用者は、医療的ケアだけでなく、社会復帰に向けたトータルサポートが必要となります。訪問看護ステーションが提供する精神的・身体的な健康管理と、就労移行支援事業所が提供する社会参加や職業訓練の機会を統合することで、ご利用者がバランスよく回復・成長できる環境を作れます。
2. 回復と就労意欲の維持
精神疾患を持つ利用者の中には、就労に向けたトレーニング中に症状が悪化し、継続が困難になるケースもあります。訪問看護と就労移行支援が連携することで、以下が可能になります
• 体調管理やストレスケアの強化:訪問看護が就労の負担を軽減するケアを実施。
• モチベーション維持:看護師が就労の目標をご利用者と再確認しながら、必要に応じて支援事業所と調整。
3. ご利用者のスムーズな職場定着
就労移行支援事業所は、職場環境への適応を目指した訓練を行いますが、ご利用者の精神状態が不安定な場合、適切な対応が難しいことがあります。訪問看護ステーションとの連携により、次のようなサポートが実現します:
• 就労準備中の体調フォロー:訪問看護が定期的にご利用者の体調や精神状態を確認し、問題があれば早期に対応。
• 職場定着後のアフターフォロー:職場での課題が見つかった際、訪問看護師がストレスケアや症状管理の助言を提供。
4. 家族や周囲のサポート強化
ご利用者の家族が支援体制を理解し、安心できる環境を作ることも重要です。訪問看護ステーションがご家族と直接コミュニケーションを取り、就労移行支援事業所との取り組みを説明することで、ご家族も協力しやすくなります。
5. 地域連携の促進
訪問看護ステーションと就労移行支援事業所が連携することで、医療機関や地域福祉サービスとのネットワークが強化され、ご利用者の社会復帰を支える地域全体の体制が整います。
12/21にはハピネス訪問看護ステーションと就労移行支援事業所CONNECT様が共同で「精神科訪問看護Fes2024」と題したイベントを行います。詳細はポスター画像をご参照ください。皆さまのご参加をお待ちしております。