お好きな歌や音楽を楽しみながら、いつの間にか元気になれる。そんな「音楽療法」のことをご存知でしょうか?🎵
音楽療法は大きく分けると、歌う・楽器演奏・創作・踊るなど音楽に自ら参加する「能動的音楽療法」と、聴くことによる「受動的音楽療法」の2つに分けられます。
リハビリテーションという観点からは、能動的音楽療法としての活動が有効とされ、病院や施設などで集団で行われることが多くあります。😊

歌うことは口腔機能や呼吸機能に関係し、懐かしい歌を歌うことで回想することができます。🎶
太鼓などの楽器演奏は姿勢保持や身体機能の向上に繋がります。🪘
集団ですることには、共感・受容・協力など様々な力動といえる相互作用が生まれるという利点もあります。😊

例えば何人かで一緒に歌ったり楽器を鳴らしたりすることからは一体感や社会性が得られ、同時に運動機能の維持改善につながる訓練もできるのです。💸
私は看護師で兵庫県音楽療法士補でもあり、訪問時に、例えば、利用者様にお好きな童謡などをハーモニカで吹いていただき、そのギター伴奏をさせていただいたりしています。心が通じ合い、セッションメンバーとして、生き生きとした楽しい良い時間を過ごさせていただいております。😊🎻🎸


参考文献

・笠井史人、小島寿子、基礎から学ぶリハビリテーションと音楽療法、音楽之友社、2013