神戸市を拠点とする「ハピネス訪問看護ステーション」は、地域で精神科に特化した訪問看護を提供しています。このたび、当ステーションの支援内容や特徴をわかりやすくご紹介する新しいチラシが完成しました。

表面では、「こころの問題を抱えている方やそのご家族」に向けたサポート内容を丁寧に紹介しています。「調子が安定せず辛い」「入院を防ぎたい」「社会復帰したい」といったさまざまな思いや悩みに寄り添い、利用者さんやそのご家族が自宅で安心して暮らせるよう支援しています。

対象となる疾患は、統合失調症・双極性障害・うつ病・強迫性障害・PTSDなど幅広く、発達障害や認知症の方への支援も行っています。精神科訪問看護は医師の指示のもと、週1回から3回程度、看護師や作業療法士がご自宅に訪問して支援を行います。

そして、裏面ではハピネス訪問看護ステーションが積極的に活用している「クライシス・プラン」について詳しくご紹介しています。これは、こころが不調となった際の兆候や対処法を事前に整理し、再発予防や入院回避を目指すツールです。利用者さまの「希望」を大切にしながら、尊厳や権利を守る支援を行うことができます。

また、ハピネスではスタッフ自身もそれぞれがクライシス・プランを作成・活用しており、当事者視点を大切にした支援を実践しています。

今後も「こころの訪問看護」を通じて、地域で安心して暮らせる社会づくりを目指してまいります。