神戸市を拠点とする精神科に特化したのハピネス訪問看護ステーションでは、地域の皆さまとのつながりを大切にしながら、日々の活動を行っています。その一環として、地域のイベントへも積極的に参加し、ハピネスの取り組みをより多くの方に知っていただく機会を大切にしています。

2025年5月4日(日)、明石市魚住町にて、就労継続支援B型事業所みちくさ本舗を運営されている長尾様が主催する音楽イベント「音菓子(おとがし)」が開催されました。今回で5回目の開催となる「音菓子」は、「音楽と駄菓子で地域をちょっとワクワクさせる」をコンセプトに、音楽好きな地域の方々が気軽に集まれる場を目指して行われています。

会場にはたくさんの駄菓子が並び、子どもから大人までが思い思いにお気に入りのお菓子を選んでいる姿が印象的でした。当日は近くの神社でお祭りも行われており、地域の子どもたちも多く足を運び、にぎやかな雰囲気に包まれていました。

そんな中、当ステーションの看護師・中村もステージに出演。主催者の長尾様と共に「ヒロト&マーシー」ならぬ「タックー&ヨッシー」としてブルーハーツの名曲を披露しました。懐かしいメロディーと熱い歌声に、会場にいた方々から温かい拍手が送られていました。中村の演奏を聴きに、ハピネスの利用者さんも会場まで足を運んでくださり、終演後には「楽しかった!」という声も聞かれました。

さらに、今回のイベントは、会場だけでなくメタバース空間やYouTubeでも同時配信が行われ、当日会場に足を運べなかったハピネスのスタッフもリアルタイムで視聴することができました。現地とバーチャルがつながる新しい形の地域イベントとして、多様な参加方法が用意されている点も、「音菓子」ならではの魅力だと感じました。

ハピネス訪問看護ステーションでは、今後も地域の関係機関とのつながりを大切にしながら、地域に開かれた存在であり続けたいと考えています。そして、こうしたイベントへの参加を通じて、精神科訪問看護の存在や魅力を、より多くの方に知っていただければ幸いです。