精神保健医療福祉の改革ビジョン
厚生労働省が平成16年に策定した「精神保健医療福祉の改革ビジョン」では、精神疾患を持つ患者様の地域移行とケアを推進しています。
現状、精神科の入院患者数は減少していますが、平成29年の調査では1年以上の長期入院者が17万人以上存在し、地域サービスの不足が退院の妨げとなっています。
これに対応するためには、精神科のデイケアや訪問看護、グループホーム、ショートステイなどの利用が重要です。

地域包括ケアの重要性
精神疾患を持つ利用者様が地域の一員として自分らしく暮らせるようにするためには、他職種が連携して地域包括ケアを推進することが必要です。

ハピネス訪問看護ステーションの取り組み
ハピネス訪問看護ステーションでは、地域に密着した活動を行い、地域住民や福祉関係機関との連携を強化しています。
最近では、自立支援協議会に参加し、地域での支援体制の整備に貢献しています。

自立支援協議会の意義

  1. 情報共有と連携強化
    地域の支援ニーズや問題点について情報を共有し、関係機関が連携して対応する仕組みを作ることで、サービスの重複や漏れを防ぎ、支援の質を向上させます。
  2. 地域課題の解決
    地域の精神障害者支援に関する課題を特定し、協議会メンバーが協力して解決策を検討・実行します。
  3. 包括的な支援体制の構築
    医療、福祉、介護、教育、労働など多分野の専門家が集まり、包括的な支援体制を整備します。
  4. 地域住民との協力促進
    地域住民と協力して支援活動や啓発活動を行い、精神障害者が地域社会の一員として受け入れられる環境を整えます。
  5. 政策提言と制度改善
    現場の声を行政に伝え、地域の実情に即した制度改善や新たな支援策の導入を促進します。

ハピネス訪問看護ステーションの今後

ハピネス精神科訪問看護ステーションは、地域社会との連携を強化し、サービスの質を向上させるために、今後も地域に密着した活動を継続していきます。
私たちは、地域全体で精神障害者を支え、安心・安定した生活を実現できるよう取り組んでまいります。

ハピネスホームのご紹介
ハピネスは、ハピネスホームというグループホーム事業も運営しており、安心・安定・安全を重視した、自分らしく過ごせる場所を提供しています。

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